読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自遊人 思いを書き綴る

枠にはまって生きるより自由に発信する生き方がいいね

知識社会の「格差」が生む 言ってはいけない「日本の内戦」

作家・橘玲氏の『言ってはいけない』の本を集約したコメントに

もはや人間の平等という概念が崩れ去った気がした。

先日、『大企業が個人を攻撃する。』を投稿したがまさに作家・橘玲氏の『言ってはいけない』の中に書かれた

内容と一致する。知能の高さを持たない若者は群れを成すこともなく個人という最弱な環境で

物も言えずひたすら企業(雇用者)の言いなりの人生を送る結末になっていく。

残念なことは知能の高さを持たない若者は結束する意味さえ理解できないことである。

                             by自遊人


日本における経済格差について、作家の橘玲氏がつづっている。

知能の格差による「見えない内戦」は確実に始まっているという。

知能の高さを持たない若者は「非正規」という身分で差別されるとした。


非正規という身分で差別 貧困層に落ちていく希少性を持たない若者

定年を迎える頃には資産に大きな「格差」が生じているだろう。これは一種の自然現象で、社会全体が高齢化するほど中流は少なくなっていく。

もうひとつの大きな理由は、欧米や日本のような先進国の経済が製造業から知識産業へと移行したことだ。

このことに最初に気づいたのはアメリカのクリントン政権で労働長官を務めたロバート・ライシュで、

いまから20年以上前に、21世紀のアメリカ人はスペシャリスト(知識労働)とマックジョブ(単純労働)に二極化すると予言した。

知識社会における経済格差は知能の格差だ。知識社会とは、定義上、知能の高いひとが経済的に成功できる社会のことだ。

知能や学力が遺伝なのか、環境(子育て)なのかという論争は、科学的には行動遺伝学によって決着がつけられた。

そのなかでも知能の遺伝率はきわだって高く、論理的推論能力は68%、一般知能(IQ)は77%とされている。知能の7割から8割は、遺伝によって説明できるのだ。

先進国で社会が二極化するのは、知識社会が、知能の高いひととそうでないひとを分断するからだ。知能のちがいは、

環境ではなく遺伝によってほぼ説明できる。だからこそ、どれほど教育にちからを注いでも経済格差は拡大するのだ。

企業の本音は、優秀な若手社員を厚遇して人件費だけ高く不要な中高年をリストラすることだ。しかしその一方で、

希少性を持たない若者は「非正規」という身分で差別され、高校中退などで学校教育からドロップアウトした若者(先進国に共通するが、その多くは男性だ)は貧困層に落ちていく。

日本では幸いなことに、こうした社会の分断がテロや暴動として噴出することはない。だが欧米社会と同じように、知能の格差による「見えない内戦」は確実に始まっているのだ。


f:id:piaworld:20160430165005j:plain